2010.12.26

この写真は、仙台市街地の“一番街通り”です。
ショッピングや飲食、人との待ち合わせ、デートに…
おしゃれでにぎやかな通りです。
「番ブラ」をしよう!とか言うそうです。
(東京の“銀ブラ”のような感じです。)

仙台に来て17年…私も共に発見しています。
ホームページは3年目に入ります。
来年も開いてみてくださいね。


お問い合わせ連絡は、
管理人代理へお願い
します。

2008.12.26

私は透明水彩絵の具を使っています。
絵の具と水と紙、それぞれが自分の特性を主張し、生かし合う…
そこにハーモニーが生まれ、新しい一つの画面ができます。
色と色が混ざり合ったところに第三の色も生まれます。
(例・ブルーとピンクの間に紫ができています)
互いが互いを失わず、尊重しあって創る…
新しい画面づくり…が好きです。

これは、そんな方法で描いたハガキです。
いかがですか?

2009.1.17

あけましておめでとうございます。
日本では、12匹の動物になぞらえて年を表します。
今年は牛年です。
私はレザークラフトをやっています。
牛の皮・鹿の皮・鳥・豚…さまざまな動物の皮を使っています。
皮を提供してくれた動物に感謝しながら、
喜んで貰えるように作ろう…と努力しています。

これは牛革で作ったシステム手帳です。

2009.2.4

これは“希望”と云う名前の機関誌です。
“全国膠原病友の会・宮城県支部”で発行しています。
患者同士の情報交換の場です。
自分の病気の事を学び、付き合い方を学んだり、
患者同士が励まし合い前進するために、
患者達が発行しているものです。
ここで表紙の絵を描かせていただいています。

10年……印刷する事の難しさを学びながら、
私も前進しています。

2009.3.9

鶯の鳴く声が聞こえます。
3月8日に初鳴きを聞きました。
「まだ、鳴き初めね」という感じでしたが、
今日は、だいぶ上手になりました。
『ホーホケキョ ケキョ ケキョ…』
漫画でよく表現されていましたが、実際、そう鳴きますね。
春…草木が芽吹いてきます。

そんな緑色で染めた牛革の“札入れ”です。
三寒四温…先週は雪が降りましたが、
今年は暖かくなるのが早い仙台です。

2009.3.31

上野公園の桜は3分咲き位でしたのに、仙台は梅です。
他の花々もなりをひそめ、グレートーンとアースカラーの街並みです。

大学の時の同期生会があり行ってきました。
北海道、神戸、勝浦、仙台…各地から上野に集まりました。
卒業後30年…6〜7割の出席…誰にも青春の大事な一ページです。
それぞれの人がたくましく歩いた30年をたたえ…素敵なひとときでした。
皆、負けないでね〜。

昨年、クリスマス会の時にビニールテープで飾った車椅子です。

2009.4.21

鶯が気持ち良さそうにさえずっています。ここの桜も葉桜になりました。

車椅子は視線が低いからでしょうか、
草花や虫達をよく観察するようになりました。
タンポポが黄色く可愛く咲いています。
花のときは短い茎で風に吹き飛ばされないように咲き、
花が終わると茎が伸び、風に飛ばされ易くなって
綿毛をつけて沢山の種子を広範囲に運び子孫を増やします。
植物の知恵には、いつも敬服しています。

そんな思いのハガキを描いてみました。

2009.5.17

田植えの終わった田んぼと、田植えを待つ田んぼが
入り乱れています。さすがは米所です。田んぼばかりで圧巻です。

水を張った田んぼは、空が映ったり、まわりの景色が映ったり…
思わぬ映像を見せてくれます。
上空から眺めたら、どんなに素敵でしょうか。
すごいスケールの平面構成です。
木々が生い茂り、初夏に向かっています。

“希望”と言う機関誌の表紙です。
上を向いて歩こう…あれ!歌にありましたね。

2009.6.11

梅雨入りしました。
バラの花が見頃です。ハーブも盛りです。

4月にスタートして、地球は徐々に忙しさを増しています。
水をたっぷり飲んで準備を整えています。
夏、大輪の花を咲かせられるように…。
ポケットに財布を入れてパラソルの花を
咲かせに行きませんか?
雨の中の散歩も普段見られない光景に出会え新鮮です。

ポケットに入るレザークラフトの財布です。

2009.8.5

「暑中お見舞い申し上げます」と言うつもりでしたが、
まだ梅雨明けしていません。気温は少し上がってきましたが、
“低温注意報”が続く中8月に入りました。

今日は仙台七夕の前夜祭です。16000発の花火が打ち上げられます。
明日から3日続くお祭りは本物の青竹に和紙のお飾りで、
豪華で見事です。

和紙のふさながしをくぐれば、サラサラとまとわりつきません。

祭り日和になってほしいです。

2009.9.1

虫の声に秋の訪れを感じています。
今年の夏は涼しい夏でした。身体は楽でしたが寂しいです。

健常者よりずっと時間がかかりますが、
やっと作品の項の更新をしました。
F80号です。大きなサイズを一枚の絵で描けないので、
B3サイズ以下の絵を15枚描き、貼り合わせました。

朝焼けは元気になれる宇宙のエールと思っています…とこの
メガネケースからメガネを出し、しっかり見つめて言っています。

2009.9.30

コスモス、萩の花、うろこ雲、稲刈り…
秋が深まっていくのを感じます。

こちらには“いも煮”という河原でのイベントがあります。
豚汁のようなものです。
山形県は牛肉で醤油味、宮城県は豚肉で味噌味です。
仙台味噌が有名なので、その影響でしょうね。
山道には“いも煮”ののぼりが林立します。
こちらの人に秋を実感させる行事です。

また“希望”の機関紙です。私の交流の一つです。

2009.10.29

短い秋を惜しむように、深まる秋を体感しています。

『山よそおう』…俳句の季語を表す言葉です。
まさに舞踏会のようです。

はがきの絵に、もみじの落ち葉をのせてみました。
自然がかもしだす色は、なんて素晴らしいのでしょう。
こんな時も創造主の偉大さを思います。
少しでも表現できたら…、表現したい…と思いながら
制作しています。

2009.12.8

例年ですと11月下旬に雪が降ります。
初雪の便りをしたい…と待っていましたが、
まだ降りません。

写真は仙台駅の近くのメディアテークという障害者にとって
使いやすい建物の前のケヤキ並木(12日から年末まで、
このケヤキ並木に60万個の豆電球が取り付けられ“光の
ページェント”というというロマンチック通りのイベントに
なります)です。

枯葉が枝についています。
温暖化の影響で雪が遅いです。

2009.12.26

ジャンジャ〜ン、一周年なんですね。
すごい…と我ながら驚いています。
自分ではできないことだらけで不安でしたが、
一年続けられた…と喜んでいます。

折りしも、写真にあるように初雪が降りました(12月18日)。
雪は空からのメッセージ…という話を聞きました。
『千里の道も一歩から…それを信じ、更に続けていきなさい。』
と励まされているようです。

二年目に入ります。よろしくお願いいたします。

2010.1.19

暖かかったり寒かったり、気温の変化が激しいです

太白山(たいはくさん・標高321m・私有地)という
皆さんに愛されている山が、近くに眺められます。
仙台平野の南の端にある、おむすび形をした単独の山です。

姿が変わっていて目立つので、わかりやすく、
昔は航海や旅の人々が目印にしていたそうです。

変わっているって役に立つことなのですね。

2010.2.13

“雨は天から 涙は目から 生きる喜びは心から”
こんな言葉が会報に載っていました。
多かれ少なかれ、みんな自分の荷物をしょって人生を
歩んでいかなければならないのですね。
もう充分頑張ったのです。頑張らなくてもいいから負けないでー。
自分を優しく包み込み受け入れてあげると
おのずと道は開けていくのでしょう。

「人生に必要なものはユーモアと勇気と少しのお金」と言ったのは
喜劇王チャップリンでした。
その言葉を胸に会報の表紙絵を今年も描いています。

2010.3.18

“名脇役”…ふと、その言葉が頭をかすめます。
なりたいです。目指して努力します。
私が描くハガキ絵は、いつもこう言われます。
『文字を書き易い絵を描いて…。文字と絵、二つが揃って初めて
私の心になって相手に届けたいハガキになるのよ。
二つは二つの道ではなくて二つで一つを表すのよ。
それぞれが主張し過ぎず、引っ込み過ぎず…。
縄をなう如し…なのよ。』

難しい…と思いながら、妙にやる気を出しています。
木蓮の花咲く暖かな日を心待ちしながら…。

2010.4.10

「おーい雲よ。そんなに急いでどこへ行くの。」と
風に流されていく雲に言いたくなるかと思えば、
のどかにポッカリ浮かぶ雲に癒されたり…
水の一つの形…と思ったり…さまざまな言葉で話しかけてくる
雲の言葉を聞く心の豊かさが欲しい…と思うのです。

飛行機に乗って雲を突き抜けると、
また上空に雲が広がっています。
いつも水平で見慣れていて、そう思い込んでいますが、
垂直の空間のひろがりは素晴らしくて大好きです。

2010.5.13

『トリはトリでも飛べないトリはなあんだ』
あの頃の答えは(チリトリ)でした。
でも脳性麻痺の人は(風見鶏)と綺麗な答えでした。

『カクのですが、鉛筆も筆もパソコン等も使わずにカクものは?』
答えは(イビキ、汗、恥)でしたが、
体は動かせますが話すことが出来ない人の答えは
(空に字を書く)でした。

『パンはパンでも食べられないパン…』答えはフライパンです。
子供達が食べられるホットケーキ作りをしている表紙絵です。

2010.6.4

この時期に外出するのは好きです。
少し車を走らせると、一面、水田の景色に出会います。
それはそれは美しいです。

また、人々も食事のご飯を食べ、「これはササニシキ」
「これはヒトメボレ」などと銘柄がわかります。
宮城県と山形県や秋田県の米の味の違いを話たり…。
私には、さっぱりわからない味の違いです。
その県でとれるものに自信と誇りを持ち、
努力もしているんでしょうね、きっと…。

2010.7.7

トイレの話です。
居室の隣に、このような障害者用トイレが設置されています。
二人で1つのトイレを使っています。
健常者の考えでは、贅沢…と思うと思います。
でも、移動に時間がかかったり、
自分で移動できない人が多いし、
一回入ると30分〜1時間出てこない人もいるから、
とても助かっています。
トイレって、生きていく上で必要な所だから
障害者にとっては切実な所です。臭い話で失礼しました。

2010.8.4

何のへんてつもない草っ原です。
これが私の部屋を出た所にある裏庭です。

先日、食事から部屋に戻ると、長さ15cm位の太いミミズが
部屋の床にいました。「キャー」と叫びたいのを我慢して、
厚紙で掴みとりゴミ箱へ…。庭に帰してあげる程の長時間
持っている勇気はなく…。
暑いのでしょうか土の中から地表に出たミミズが、
あっちこっちで干からびています。この裏庭の土壌は
ミミズの住む肥えた土地…と証明されました。

2010.9.17

今年は、ラニーニャ現象でとても暑かったですね。
こちらは、一足先に涼しくなり秋めいてきました。
待ち遠しかった“涼”です。

表紙絵を描いたので機関紙が送られてくるのを
待ちわびていました。
気が付きませんでしたが、自分の絵が社会的な形に
組み込まれ一つの形をなすって幸せな事です。
それが為、美術を目指し、行っている人には
当たり前の事ですが…。
待ちわびる事で知った喜びでした。

2010.10.9

急速に深まりゆく秋です。
“栗おこわ”を食べました。
“おこわ”の豆が“うずら豆”だったのに驚きました。
“ささげ”あるいは“あずき”と思い込んでいたのです。
お菓子の“甘納豆”を入れる所もあるそうです。

施設は三食、今まで全く知らない人と一緒に食べます。
平均的な食事が出ますが、驚く事が多いです。
国外でも、そうですよね。
食文化の違いって、深いし広いし面白いですね。

2010.11.2

秋ですね。もう、こちらはとても寒いです。
暖房は10月中旬頃から入れています。
コタツを出したとか話しています。

紅葉は中頃です。
木々の葉の彩りとかわいい実がみのって素敵です。
家庭で言ったら、おじいちゃんもおばあちゃんも息子も孫も…
全員集合って感じかしら…。

そして冬を越し、また春夏秋冬と繰り返します。
変わらないおおいなる地球のいとなみに感謝しています。

2010.12.5

この写真はバスの前半分です。
仙台市には、“るーぷる仙台”という市内の名所をめぐる
バスがあります。(東京の“はとバス”みたいな感じです。)

先日、目の前で、このバスが止まりました。
交通の流れが少し止まってくれました。
慌てふためき紹介の写メールを撮りました。

もう一枚…と思ったら、もうバスは姿も形も見えませんでした。
バスも12月は忙しいのでしょうか。
早かったです。

2010.12.16

初雪が昨日降りました。でも、なかなか積もりませんでした。
地表の温度が高いのでしょうか。
目覚めた時には降っていなくて昼に降り出すのは珍しいです。

『初雪』という言葉の響きは今もワクワクします。
みあげると真っ白な空から降ってくる雪は
何回見ても不思議な自然現象です。
自然は、とてつもなく大きく深いです。

日の出と雲海をテーマに描き続けています。
今年の絵を“作品”の欄に更新しましたので、ご覧ください。